2011/05/19
「PCオーディオをやる」 狭義としては、とにかく音質の追求であると思います。
ハイエンドCDPやターンテーブルの音楽性を目指して、先建者らの研鑽が続いており、一部でCD越えの報告も届いておりますが、残念ながら現状、拙宅ではCDTの優勢は揺らいでいません。
熟練者の器材持込みにての道場破りにても、CDTの牙城を崩す事は出来ませんでした。
これは、ZANDENのP0をも簡単に銃後に追いやった完成度が大きいと思っています。
もう少し、一般的なCDPとの比較では状況が変わるかも知れません。
とは言え、かなり聴けるレベルには来ています。
現状では、iTunes&光デジタル抽出で決まりです。
その他、再生ソフトでの違いは微々たるものでして、アンプその他マテリアルの支配力の方が遥かに大きいのではないでしょうか。
世界中で10億人が使用している、iTunesの利便性、汎用性に圧倒的だと思います。
拙宅では、しばらくこの構成でコンクリート固めとして、熟練者の報告を待ちます。
他方、広義の意味でPCオーディオから受ける恩恵は計り知れないものがあります。
先日もとある小説を読んでいて、シューマンのピアノ協奏曲が聴きたくなり、
小生のライブラリーをiTunesで検索すると、リパッティとルビンシュタイン物がヒットしました。
到達時間はものの20秒ほどです。
ストリーミングのクオリティにも目を見張る物があります。
老舗ベルリンフィルから、アダルトサイトに至るまで。
100万ドルを投入した、ガガの最新プロモーションビデオは画質・音質共に現状最高レヴェルだと思います。

こういった環境を、自慢のシステムに組み込まないのは、勿体無いことだと思います。