京都のまつ邸

3度目のまつ邸訪問です。
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初めは、もう20年も前にDWs’の関西行客、京都~大阪~神戸の宿場として会長始め5,6名でお邪魔したと記憶してます。
二度目はそれから数年後に、短期泊まり込みでマルチアンプの修業に行きました。
いずれも、ほぼ素の4350を鳴らしていたと記憶しています。

その後、ホーンを載せたり、ミッドウーハ-をオリジナルユニットに換装し4350の発展はWEB上では見ていましたが、聴くタイミングを逃しておりました
時が過ぎて、まつさん構想数年、着手からも多くの年月を費やした完全オリジナルのSPを聴く機会を得ました。

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ストーン・スピーカーということで、「STS-Limited」と命名されました。

ミッドレンジは、国内の茨城県産の白川石で、ウーファー部は中国山西省の黒御影石(山西黒)をなっています。
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構想と設計図面の作成で上下それぞれ約1年、製作に6ヶ月で、システム全体では、3年の歳月と6名の関係者がかかわっています。

ユニットは、全てドイツThiel&Partner社製でウーファー(AS-250)、ミッド(C173-6-096E)、ツィータ(BD-30 Cell-Consept)です。

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それぞれの1台の重量は、概ねミッドレンジは32kg(15.6L)、ウーファーは165kg(80L)、ツイーター6kg 合計203kgです。

長い構想期間と、多くの人間が関わった、まつさん渾身のシステムです。
チャンデバ、アンプ類はアキュフェズの現行新製品を投入されております。

第一印象は、月並みの表現ですが桁外れのハイファイサウンド
静寂感が並みじゃないです。
規定演技の44.1 2chで各ソフトを聴かせて頂く。

理知を突き詰めていくと、なにか喜びの世界が広がるようです。
SPが視界から、ふっと消える様はノーチラスを彷彿とさせるものがあります。
低音も歪なく伸びやかに広がって行きます。
精巧でしかし、人を魅了するサウンドは、あの田中邸を想い起こすもの。

良い音が体に沁み渡っていきます。

torinnovを導入されれおり、ON OFFの状態も聴かせて頂いた。
以前はプロセッサーが効いた状態が圧倒的によかったそうだが、
各種チューニングを進めていくうちに、寧ろtorinnovを外したサウンドが勝り始めたとのことでした。
確かに、torinnov OFFでの音の鮮度、力感は引き込まれる部分があります。
低音の量感、サウンドの贅沢さにおいては、torinnovに軍配を上げたいところで、総合的な評価は時間を有するところだと思います。

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持ち込みのCDを聴かせて頂いた。
ベルリンのカヴァレリア・ルスティカーナ
京都のまつさんの音だ

DWsの面々へ、関西方面に出向く事あれば、ぜひ聴きに行くことを勧めます。


帰路、蕎麦をごちそうになった。
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帰宅して、カヴァレリア・ルスティカーナを聴いた

そうだ、まつさんの音は最高の水を使った、ハイエンド蕎麦の音

拙宅はフランス料理だ
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真鶴の寿司

予約が困難になりつつあるので、実名は伏せます。
画像に写ってますが。
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魚、野菜、酒、基本地物を使います。
大将は一昨年都心の繁盛店を畳んで、終の店を建てました。

味が忘れられず、現在も東京から多くのストーカーが来ます。

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突き出し三連発

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全部撮ってませんが、5貫出たあと口直しの真竹

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STROM TANK


ステラさんに、STROM TANKの持ち込み試聴をお願いしました。

拙宅のシステム全体を負担させるのは無理なので、
上流のみ
TORINNOV 
MASTER1
ZANDEN CD 2000
の三機種を繋いだ

一般商用電源から切り離されたサウンドはいかに?
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それにしても、ガッチリとした質感の高いエクステリアは圧巻です。
デザイン的には二重丸。

当日は、CDレコード演奏会も開催されており、
デジタルオーディオ オーソリティの松さん、かのダニエルヘルツ使いのY山さん、メグオーディオ会創設者のN塚さん。
相当のうるさ方の耳が揃ってます。
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先刻まで、コンセント電源で聞いた後のSTROM TANK の接続です。
様々なジャンルのCD,レコードを聴きくらべましたが、
いい意味で音がコンパクトにまとまりました。
ホテルカルフォルニアでは、ドラムの排列がはっきり見えます。
ボーカルのクチが小さくなりました。
ドスンと重量感のある低音はそのままに、弾力が加わりました。
やや誇張ですが、TORINNOVのオンオフの違いに似ています。

居並ぶ面々も明らかに違うと評していましたから、プラシボではないですね。

以前から、気になっていた点があって
ドライバーからの、残留ノイズがリスニングポイントからは気づかないのですが、
近くで耳を近づけると盛大に鳴っています。
会長宅などでは、ほぼ無音なので気に食わなかったのです。

そこで、今回片方のドライバーのみにSTROM TANKから通電させて、
左右の残留ノイズの差を比べてみました。

結果としては、ほとんど変わらなかったです。
拙宅のユニットノイズは電源の汚れが原因でない事だけは判明しました。
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試聴が終わり、この時の為に設置したホームエレベーターにて帰還されました。
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ありがとうございました。

小生の欲しいものリストの上段に、しっかりと入りました。

New FUJIYAMA お披露目会

去る日曜日にNew FUJIYAMAのお披露目会が開催されまさした。
一昨年の2月のLast FUJIYAMA以来ですから1年9カ月ぶりです。

ジャジャオさんが横断幕を作ってくれました。
インフラソニックの上に鎮座しているJBLの楯は、紫音♪さんに頂きました。
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各地からメンバーが集結
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一年前はどんな状況だったのだろうかと、スマホをスクロールしてみると、
まだ一階部分の基礎工事をしていたんですね。
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そこから二週間で、二階の施工が始まっています。
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白いブロックがベランダ部分で、ブルーシートがオーディオルームです。
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一気にオーディオルームの造り込みです。
毎日のように都内から足を運びました。
床に鉛シートを貼ってますね。

ここから約4カ月で引き渡しとなりました。
家屋の建築よりも、内装や電気配線に多くの時間を要していたようです。

そして10月に引き渡しが完了し、一気にユニットの搬入を開始しました。
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お披露目会当日の楽しい様子は、いろいろ対応に追われていて写真を撮っていないので
メンバーが後日アップすると思いますから、お待ちください。

宴がたけなわになった夕方に、JAZZ評論家の寺島靖国氏がみえました。
analog誌に寄稿している、「寺島靖国のオーディオ散歩」というエッセイで、オーディオファイルのお宅を訪問して、その音と人物について語る企画です。

今回は寺島さんが拙宅を訪ねたら、たまたま集まりがあったという、やらせ感全開の企画です。

音を聴く前に、燃料をたっぷり補給して頂きます。
20年前、Dws’黎明期に共闘した紫音♪さんも健在です。
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会長は早々に酔っ払いです♪
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寺島氏とのやりとりは、来月出版のanalog誌を購読してください。
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とにかく楽しく、忘れ難い一日となりました。

皆様、遠路訪問お疲れ様でした。

皆様との出会いがなければこんなシステムを組むことは無かったですし、20年間継続する事も無かったでしょう。

また来年もやりたいと思いました。

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Author:リベロ
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